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藍の色
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一草は四国の徳島市内で梶本登基子(かじもとときこ)が営む藍染工房です。
徳島産の藍に、クヌギ・カシ・サクラなどの木の灰汁を加えて醗酵させる、
昔ながらの伝統的な技術による天然染料のみを使って染めています。
昔の人は藍の色にたくさんの美しい名前を付けています。
その色の名前は、藍が暮らしの中でいかに親しまれ、愛されてきたのかを
現代の私達に伝えてくれているようです。
藍にひそむ「色」そのものの魅力や力を感じていただけるように、
素材を生かしたシンプルな物づくりを心がけて、
藍に染めた布が、なにかナチュラルな風合いや雰囲気と共に暮らしの中に
安らぎを添えることができれば幸いです。
藍の色は広くて、深くて、漠とした・・・海や空へもつながっていく「青」
の世界へいざなってくれるような、そんな気がしてやみません。
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